2010年12月17日金曜日

風呂敷ワークショップ@Cuc Gach Quang(92B Thach Thi Thanh, Q1)






 ホーチミンでの風呂敷展示会(12/5~12/12)最終日のワークショップは無事終了しました!
展示会の間はイギリス人などの外国人や日本人観光客、ベトナム人の方などが購入してくれました。
 また、ワークショップには約25名ほどの方が足を運んでくれ、日本人(JICAのハノイ・ホイアン・ホーチミン在住の隊員の方々、盲目の方々をマッサージ師として自立支援されている方、自営業者、会社員の方、メディア業界の方、学生など)、フランス人(フリーカメラマン・アニメ作成家)、ベトナム人(デザイナー、フリーカメラマン、JICA職員、会社員など)の参加者と貴重な時間を過しました。
 先ず私の活動の紹介や風呂敷プロジェクトへと募金活動から、自立支援への支援の変化や、プロジェクトの重点である、Eco とFair Trade、また貧困やHIV/AIDSで犠牲になっている方たちだけでなく、日本人のように物質社会で暮らす人々にも宛てたメッセージが込められている点も伝えた。
 ベトナムのホーチミンの場で、世界中からの人々と共に、上記のような問題と共に考え、風呂敷の利便性を学べたのはとても善い機会になりました。
 参加された方から、その周りにまた広がっていくことを願ってます。
 展示会、ワークショップに場所を提供してくださったお店のオーナーには本当に心から感謝しています!そして、お店を一緒に紹介し、スウィングタグの作成などに協力してくれた、Ngocさんにも心より御礼申し上げます。
 とっても雰囲気の良い、そして料理や飲み物が美味しいお店です!ホーチミンに訪れた際には、是非足を運んでみてください!本当に素敵な所です(:
 

2010年11月29日月曜日

ふろしき展示会&ワークショップ

日時: 12月5~12日 展示会
           12日 2時~ ワークショップ(1ドリンク制)
場所:Cuc Gach Quan 92B Thach Thi Thanh District 1 


貧困やHIV感染増加の負の連鎖を断ち切るため、また支援とはお金を集め、募金をする方法では変わらないと理解していただくためにこの活動を行っています。リサイクルした布をベトナム現地の人々の手で縫い合わせる風呂敷
"Ecoとフェアトレード"
の二点を重視しています。
12日は風呂敷使い方ワークショップと活動の紹介ですが、5日からは展示会がスタートします。世界に一点ものばかりです!この機会に是非クリスマスプレゼントとして選んで頂きたいですね!

11月1日よりベトナムにて活動中!

毎日ブログを書くことは私のスタイルでは無いので、投稿が少なくすみません。
こちらに来てからどのように私が生活をしているか少しでも理解していただけるように、まとめて投稿します。何か疑問な点などがあれば気軽に連絡下さい。


2010年11月1日

移転したスマイルグループ(HIV、エイズ犠牲者の支援団体)の施設訪問
以前のThao Danの一室から一軒家を借り、2人のベトナム人スタッフが給料をもらいながら寝泊りしていた。子供達の学費支援は特に外国に住むベトナム人達からもらっているようだが、スタッフの給料や家賃の資金難は続いているようだ。風呂敷プロジェクトのMeetingの際は一階を使わせてもらっている。スマイルからは現在2人が関わっている。

2010年11月1日(夜)
法政大学キャリアデザイン学科の教授と顔合わせ、NGO組織ARBAスタッフと3日の打ち合わせ

2010年11月2日(11時~15時)
風呂敷プロジェクトのベトナム現地担当、藤田さん、栗須さんと今まで(2月~10月)のベトナム、日本での状況をシェア
(ベトナム)
作成者は就職が決まって辞めていった者や、健康、家庭の事情で辞めた者は居ますが、現在は作成者が7名:男性1名(HIV感染)尼さんグループから、女性3名 Duc Ducという出稼ぎ児童労働サポートグループから、女性2名 スマイルグループから(HIV感染)
l 月2回の検品、布仕分け、給料受け取りなどの作業を月1回(毎月最終金曜)に変更
l 布の調達が難しくなってきたが、本人達も自分で布を調達して作成してくるので、あえて私達が集めずに、自分達で集めるように促す
l 紙の説明書だけでは無く、風呂敷にタグを付ける方が完成度が高いので、その作業(タグを発注し一つ一つに縫い付ける)を自分達でしてもらうように促す
l 中国のファッション雑誌からの発注で、最低でも100枚注文してもらうことによって送料をこちらで負担する
l 今度国本氏(お運びボランティア専属)が日本に帰るときにクリスマスプレゼントになるように風呂敷やコースターなど持ち帰って頂く
l ベトナム駐在の奥様方はボランティアに参加してくださるが、後に続かない
l 現地雑誌に活動日程、連絡先、商品紹介してもらっている
l 栗須さんのお店(HOSKO)では観光客に少し、他国からのバイヤーに売れている
(日本)
l 日本出発前に国際協力や私の活動に興味のある和歌山在住の女性4名と集まって話し合いをし、私が日本に居ない間風呂敷の受け取り、委託店に届け、お金の管理、イベントで販売、展示会などの協力をしてもらうことを決定
l 卓話、講演(小、中、高含む)、イベントなどで活動報告、フェアトレード自立支援の紹介、風呂敷やコースターを販売
l さまざまなお店に足を運び、委託販売協力を交渉(和歌山、大阪、東京)
l 新聞記事に掲載
l ニュースレター配布でお世話になっている方々に活動報告
l 風呂敷受け取り後、お金の計算、タグを印刷し、折って販売準備、他府県には発送
l 新しいEco Farmプロジェクトを紹介し賛同者募る(土地が見付かれば、エコハウス建設指導、手伝いに参加してくれる方数名あり)

2010年11月2日(夜)
尼寺の尼さんに新しいプロジェクトを話、土地のことで相談したところ、2箇所候補あり

2010年11月3日(9時~16時)
l 法政大学キャリアデザイン学科ゼミ参加者11名(男性3名、女性8名)、先生6名、NPO組織ARBAスタッフにスマイルグループのオフィスで実際に風呂敷プロジェクトの活動を紹介
l 作成者の実際の作業風景を観て貰いながら、私の活動について紹介・質疑応答、私達の風呂敷の善さを説明し、販売
l 学生達と昼食を取りながら対談
l 白井氏(フ-ンライ経営者)、木村氏(留学生、ARBA現地担当)と共に学生達とパネルディスカッション   

2010年11月4日
l メコンデルタ出身の友人の故郷で、今後発展していけるプロジェクトの可能性の有無について話合い
l 国本氏にお礼に伺い、今後もボランティアを継続して下さることに(12・1月帰国)

2010年11月5日
l ボメトットで無農薬農業を営んでいる塩川氏に連絡し、現場見学に伺うこと、今後お互いが協力できることをしていくことに

以下、Eco Yoga Framのアイデアを共有したところ、今後協力してくれるとの返事
サイゴンヨガ設立者、ベトナム武術訓練者、グラフィック・インテリアデザイン会社経営者、バンメトートで無農薬野菜栽培、農業技術支援活動者、Nha Trangでヨガリトリートセンターや孤児院設立実行者など

2010年11月7日
ストリートチルドレン支援として経営しているフ-ンライで白井さんと活動のことや、体験からの思いや今後について色々シェアした。


2010年11月8日
スマイルグループのDucさん、北海道からボランティアで車椅子を持ってきた日本の大学生と一緒に、スマイルが支援している子が居る自宅に車椅子を届けに行った。車椅子を受け取った人は、女の子のおじいさんで、17年ほど前から歩けないらしい。軍隊で働いていたが、戦時中、ハノイ政府から足に毒を打たれ、足の指が変形していた。彼は子供をAIDSで無くし、妻と一緒にAIDS孤児になった孫を育てているが、歩けないので仕事に行けなかったが、車椅子を受け取ったのおかげで宝くじ売りをしてお金を稼ぐそうである。妻は宝くじ売りや病院での事務作業、バイクタクシーなどさまざまな仕事で家庭を支えている。

2010年11月9日(午前)
風呂敷プロジェクトサポーター(藤田さん、栗須さん)と話し合い
12月12日にとあるカフェで風呂敷展示会&風呂敷ウォークショップ開催に向けての準備について(可能であれば5日から一週間店内にて展示してもらう)
l 11月26日の月1の集まりで自分達も風呂敷の使い方を教えれるように再度確認
l 地元フリー雑誌、ペーパーにイベント開催を告知してもらう
l 早ければ今週から土地探しに入ることを報告
l 来年から更なるベトナムの外国人に対する法律強化と年々の治安の悪化を考慮したうえで、ベトナムに日本人を受け入れることが善いのか良く考えること
(午後)ホーチミン市からバイクで一時間以上かけて移動
l スマイルグループのPhuongさんと一緒に以前からサポートしているGo VapのGiaoさん(5年ほど前から訪問しているHIV感染者)の家を訪問。AIDSで夫を無くし、HIV感染である貧困家庭なので政府は家賃免除、しかし住環境は衛生面的に良いとは言えない。19歳の息子Tuanは結婚しているが無職で、17歳の弟が家族を支えている。木材会社の現場で過酷な仕事をする彼は肺が弱っている。雨季の季節はなかなか仕事が見付からないらしい。HIV感染の母は以前老人の介護で仕事をしていたが彼女が他界し、今は無職。また老人介護の職を今は探し中。先日病院にCD4検査に行ったので現在は結果待ち。以前より少し体重が減ったと言っていたが、肌も以前より綺麗で見た目は以前より健康に見えた。日本から持ってきた蚊取り線香をプレゼントした。Tuanはいつもどこか悲しそうな表情をしていて、今回もそうだった。
l Giaoさんの家からさらに遠い場所にChao(初めてベトナムに来た時から知っているストリートチルドレン)に逢いに行った。1年半ほど前に出稼ぎに来ていたところ、IDが無いので公安に掴まり刑務所に居たが、刑務所のホームレスに仕事を与えているという人に刑務所から出してもらった後、Chi Phuongに電話があった。板を造る工場ではかなりきつい科学薬品を使うようで、その化学薬品で足首に大きな怪我を負っていた。明日の給料次第で田舎に帰れるかどうか解るそうだ。田舎の妻と、2歳になる子供とは2年近くも連絡を取っていないらしい。小さかった時の彼はいつもにこにこ笑っていたが今のChaoの顔からはほとんど笑顔は観られずとても悲しそうだった。体もかなり痩せていた。Chao にも蚊取り線香をプレゼントした。
さまざまな施設や家族を訪問し、物心ついた子達はさまざまなことを考えるのであろう、表情が暗くなり、外に出て行くようになったり、体に刺青を入れ始めたり、悪の道に流されていることが多い。
(夜)
ACHAN代表額さんと打ち合わせ

2010年11月10日
ACHAN来年3月スタディーツア-の準備のため、さまざまな施設を訪問
l Thao Dan
l Thien Phuc #2 and3
l FFSC

2010年11月11日
前日の続き
l Ky Quan Temple
l Gia Dinh
l Quan Am Temple
l Smile Group
l Tu Du hospital

この二日、額さんと一緒にさまざまな施設を訪問させていただき、ベトナムは悲惨な状況や、差はあるにせよ行動する人々がいて、形になっている様子からベトナムはベトナム人に任せて大丈夫なのかもしれない。自分はやはりもっと日本の問題をどうにかしなければいけないと感じた。特に一緒させていただいた施設は教会や寺院関係だったので、日本の私たちがこれ以上支援をしなくても、十分やっていけるのではないかと感じた。

2010年11月12日
ボメトットの塩川さんの話では、土地は政府から借りていて何をするにも外国人であれば特に許可を得るには難しいとのこと。またJICAが関わっているとのことで、さらに私の案が受け入れてもらえるかどうかという点はかなり難しそうである。

2010年11月13日
Huong Laiオーナーの白井さんとこれからベトナムでのわれわれの活動は、外国人にとって一層厳しくなることや、汚染や、騒音、治安悪化などから健康を害してしまうこの土地にいることは危険であると互いに理解しあった。またベトナムで枯葉剤の影響で癌を患っている子供達をサポートしようと立ち上がった外国のNGOがサイゴンにあると教えてもらった。

2010年11月15日
日本の駐在者、山口さんと彼女の紹介で日本人の男性と結婚したが旦那さんを亡くされたDamさんが私の活動に興味があるとのことで、昼食を取りながら今後どのように関わっていけるかを話合った。Damさんは日本語が出来るベトナム人なのでもし今後風呂敷プロジェクトに関わってもらえると、色々と助かる。次回の会に参加して活動の様子を観てもらい、何が出来るかその時に話し合う。またEco Farm の話の内容にもかなり興味をもってくれ、実家のDa Latの地域を紹介してくれるととも言っていた。彼女に来月の展示会、ワークショップの内容を理解してもらうためにレストランオーナーに説明をし、確認した。
偶然にも栗須さんが同じ店にいたので、以下のようなことを伝えた
・ 友人の店の2階部屋を私達の会議時に使わせてもらえるので今のスマイルオフィスから移動することも可能である
・ 尼さんが造花の仕事を進めてくれたので今度その内容を一緒に確認しに行く
・ ベトナムは特に土地の値段が高いことや、許可申請などの難しさを改めて確認
・ 風呂敷プロジェクト説明用スウィングタグのベトナム語準備

2010年11月16日
藤田さん、栗須さん、栗須さんの彼(以前から風呂敷活動にたまに参加してくれる)とランチを取りながら特に、今後のことについて意見を出し合った。
先ず、私達自身、一切仕事として行っていない活動なので、何処までこのベトナムに関われるか解らないという点から、出来るだけ今関わっている人たちもベトナムの会社などに勤められるような機会があれば一番いいのではないかと。また、今まで風呂敷販売で得た利益で本人達が小さくても何かビジネスを始めたいのであれば、それをそのお金でサポート(マイクロファイナンス)することも可能だと次の集まりで伝える。Tranさん(風呂敷作成者の一人)は出稼ぎ貧困家庭の子供達をサポートする施設で長年の経験があるので、彼女が引っ張ってくれるような自分達のグループが出来ると本当の自立へ一歩近づくのでは。ベトナムの環境で暮らすことが心身共にかなり良く無いので近いうちにこの土地から離れる可能性があるので、出来るだけ風呂敷メンバーにも私たちがずっと居るわけでは無いときちっと理解してもらう。私達が健康で、自分達も楽しんで行うことが交友活動を続けるにはとても大切である。ベトナムの人々は困っている人々に手を差し伸べる人が多いのと、歴史上ベトナム人は生きる強さを持っているので、私達が関わらなくてもなんとかやっていくだろうと長い間ベトナムを観てきた私たちは思います。(白井さんも同感)
l 中国のファッション雑誌から風呂敷オーダーあり:先ず今のストックを送って、その後85×85㎝の風呂敷100枚を送る。M&L.Tの刺繍を入れる
l 先日の法政大学学生さんの一人から独自で始めるTシャツのポケットで注文受ける
l パリの日本の雑貨店「淀屋」さんから大中小20枚注文受ける->フランスへのお運びボランティアDaoさんに来月持って行ってもらう

2010年11月17日
お寺の尼さんが造花の仕事を自立の方法として紹介してくれるとのことで、栗須さんと3人で面会し、どのような仕事内容なのか確かめた。彼女は主に教えている身で、販売先などは自分達で見つけなければいけないとのこと。とりあえず26日の会に働いている皆に直接説明に来てくれる。
 土肥明代さんに、額さんからいずれは彼女自身でセンターを開きたいとの思いがあると聞いていたのと、彼女はこちらでずっと暮らすであろう人なので今風呂敷プロジェクトで関わっている私達よりもずっと現地で何かしら関わる可能性があると思い、彼女を訪ねた。彼女自身は小さい子供達を預かる託児所をいずれは開きたいらしい。私も同感で、青年達に関わるよりも、小さい時に関わることによって道徳心や常識のある青年達に育ってもらいたい。ベトナム語のレベルの問題や、Thao Danで関わったような青年達は外国人の私達が関わってどうこうすることは難しい。風呂敷プロジェクトが今後どのようになるかは未定だけれども、少しだけれども得た利益でもしかしたら彼女のやりたい活動にサポートしていく案も出てきた。

2010年11月18日
 12月5日から展示会をさせてもらうお店のオーナーに、お店を紹介してくれた、また私を現地でサポートしてくれている友人Ngocさんと詳細を詳しく伝えにいった。私の案では紐に風呂敷を挟んで、お店に展示してもらおうと思ったけれど、彼はお店の雰囲気が変わって欲しくないのと、またお客さんが手にとって見れる方が、手縫いの善さ、布の質などが解るので良いとのことで、格テーブルに風呂敷とプロジェクト説明書をお気、カウンターなどには瓶や物を包んだ上体で設置することに。
準備するもの
l 展示会を知らせるための看板
l 日本語、英語、ベトナム語の説明書
l 作成者や風呂敷プロジェクトの趣旨説明書
 その後は、私が通っているお尼寺でベトナム人にヨガ指導(無料)

2010年11月19日
 前日同様、ヨガ指導

2010年11月20日
 Chi Phuongと新たな場所に移動したさくらカフェを見学に。以前よりも中心街から離れていたので、客足が減ったように思うが、カフェの雰囲気は以前よりもベトナム伝統的な感じがして善かった。Wi-Fiも整っていたし、障害があってもきちっと訓練されている職員の人たちには心より感心した。

2010年11月21日(朝から夕方)
 チベットからのダライラマ側近の高僧の話を聴き、その後彼と、尼さん、お寺の信者さんたちとFish Release に参加。
(晩)
日本で私の活動を毎日新聞の”ひと”で見たという方から活動の話を聴きたいとのことで面会。彼はFFSCには長年足を運んでいるらしく、FFSCの販売物が実用性のあるものでは無い、またほとんど日本に送って販売をしてきたが、日本経済の悪化も重なって、売れ行きが思わしくないことなどから、ベトナム現地でも売れるもの、そして実用性のあるものを売る必要があるとの思いで、これからその流れになるように関わっていきたいと話していた。私も自分の経験から、重視している点が同じ意見であったので、嬉しく思った。またただVolunteer体験をしたいだけで施設を訪れるだけではなく、彼のように考え、気付き、改善へと実行していく人が増えれば支援の方法はこの先大分変わって行くと思う。

2010年11月23日
 お寺でヨガ指導(無料)
 中国から依頼があった刺繍が出来る場所を探しに、Chi Phuongに連れて行ってもらったがそこでは訓練だけで、受注はしてくれないとのことで、違う場所を探すことに。
 Chi Phuongから連絡があり、テレビ局の方が私の活動に興味があるとのことで取材依頼があり、後のテレビ出演の為に色々と取材を受けた。
 昔Thao Danで同じ時期にVolunteerをしていたフランス人のOliverと再会をし、今までの活動の報告をお互いし合った。彼はベトナムではニャチャンに居るのだが、昨年からマダガスカルに活動拠点を移して農業関係でVounteerをしていたらしい。マダガスカルで水を使わずに米を栽培する方法を現地人に教えている人の下で手伝いをしたり、また自分でマーケットに行って出逢った、売春で生きていた少女にカフェに誘われ、彼女の悲惨な体験を聴いて彼は彼女に、手動ミシン、布などを提供し、彼女の自立支援を促したそうだ。彼女はそれ以来、売春を止め、今では家で服などを作っては市場に売りに行っているそうだ。マダガスカルは人も善く、フランス語で、何よりも自然のある場所なので好きだったみたいだが、ベトナム以上に公安や、政府のやり方はずさんらしく、彼も例外では無く、ビザの問題で結局出国しなければいけなくなったらしい。で今はベトナムのニャチャンで暮し、また来年9月には戻るらしい。 私のEco Farmの案には賛同してくれ、フランスとベトナムを行き来する方で、ベトナム最南に位置する場所に土地を持っている友人を紹介してくれるらしい。

2010年11月24日
 フランス人で写真家の方が私の活動に興味を持ってくれ、ソーシャルワークのフィールドにフォーカスを当てて、写真で協力できることがあればしたいとのことで、一度話を聴きたいとのことで面会。26日にどのようにして、写真を撮るか、また今後その写真をどのように生かしていくかなど、とりあえず26日の会に足を運んで現場を観てもらうことに。作成者がどこような場所に住んでいるかも取材出来れば一緒に家まで訪れて、写真をとりたいとのこと。またポトフォリオ作成もしてみることに。
 ARBAの木村さんと面会し、先日風呂敷プロジェクトを訪れた際に、作成者達からの生の声で、「作っているけれども実際風呂敷をどのようにして使のか自分達は解っていない」とのことだったと教えてくれた。そうなる理由として、2008年より、仕事をしたいと申し出る人たちは大分変わってきていて、現地の主な活動者は2人なのと、活動で顔を合わすのは月2回、そうなると、新しく入ってきた人たちは「風呂敷とは何か」というところは学ぶ時間が無かったの現実。今度は新人に経験者が教えるようにする。彼女は、法政大学の学生さんで買ってくれた人たちが日本でどのように使っているかなど写真で送ってもらうことで、作成者に見せ、使用方法お解ってもらい、また自分の作った物が使われていることを見ることで喜んでもらうのはどうだろうかと言ってくれた。先日の一緒に活動した写真を送ってもらうよう頼んだ。
最後に、前回の法政大学とのコラボが盛況だったので、ありがたいことに来年のARBAスタディーツアー(2月末から3月頭の予定)でもまた関わって欲しいと要望を受けた。日本の若い世代と機会があればどんどん関わっていきたい!自分の体験が未来の日本社会をより善いものにするために、力になれれば何よりも嬉しい。

2010年11月25日
 ベトナムの芸術ステージ、映像関係の友人と再会し、彼も私の“Eco Farm”アイデアに共感してくれ、自分が購入した10区にある土地のことや、かなりの富裕層の友人に協力してもらえないかなど案を教えてくれた。10区にある土地の所有者は分割して土地を販売しているが、お金目当てでは無く芸術を楽しんだり、文化を大切にする者たちだけでその区画全部を村のようにしたい想いがあるらしい。またベトナムの野菜などは食するのに安全ではないので、ある程度裕福な人たちは有機野菜を選ぶようになっている。
2010年11月26日
 月に一度の風呂敷プロジェクトミーティング(毎月最終金曜日)
l 参加者:風呂敷作成者5名(男性一人、女性4人)
l 現地活動者:藤田さん、栗須さん、自分
l ゲスト:1.Cedric(フランス人の写真家である彼は、私の活動に興味を持ってくれ  
実際の活動を目で見て理解し、また活動風景を撮影)
      2.HISの職員2名(HISベトナム事務所で風呂敷委託販売の協力をしてい
ただいていたので実際の活動見学。価格重視の旅行者が多いので、現地の安価な物と比べられ売れないので、シュシュはどうかとの提案あり)
3.Dam(日本で住んだ経験、日本語が話せるので今後活動に協力してもらえることがあるかどうか先ずは風呂敷の現物、活動風景の見学)
4.Co Qung(尼さんで造花の仕事を紹介しに会に参加)
 栗須さんだけでは無く、今後場所を覚えてもらって自分達で回収してもらう為にリーダーであるMinhも一緒にOverland Clubに集まった布を取りに行ってもらった。
作成者全員が揃ったところで、尼さんから直接造花の仕事を説明してもらった。5人の内2人が興味を持ったみたいで、何処でいつ教えてもらうかなどは自分達で連絡を取り合ってもらうことに。口では簡単に約束してしまうことや、造っても販売は自分でしないといけないので何処まで上手くいくかは全く未定である。
 作業に入る前に、私の風呂敷案で今までやってきたが、出来るだけ儲けもベトナムで出来、本当の自立に近づくために、今後何か自分達で始めたいビジネスがあれば設立資金はサポートするので何か思っていることがあるか聞いたが、そうゆう考えがある者は無かったので、1週間の間に考えてきてもらうことに。
5人が創ってきた風呂敷の縫い目、汚れ、デザインなどをチェックし、現地ベトナムでの販売価格を設定し、その半値は作成者に。チェックしている間、手が空いている者は、スイングタグの作成、布の仕分け、またその場で修正できれば針と糸で修正。
中国から注文の“LT &M”の刺繍を1)値段 2)私が考えた4パターン 3)出来具合を チェックし、Duc Ducでもっと安く出来るのであればDuc Duc に貢献するためにも頼みたいとCo Trang(ふろしき作成者の1人で出稼ぎの子供達支援グループDuc Duc職員)に伝えた。Duc Ducの職業訓練で勉強している子供たちでは無く、ソーシャルワークの彼女自身が作成に参加しているのは、彼女がもらう給料はかなり安価で家計が厳しいらしい。彼女の活動を長年知っているが、必死に児童労働の子供達の為に生きている彼女に頭が下がります。 とりあえず、サンプルを日曜までに仕上げてもらうことに。
風呂敷をフランス(大中小:20枚)と中国(30枚)に送る分を確認し、発送は栗須さんが担当。
時間が無く、Minhに月1のMeeting以外、仕事を十分しなければ給料は渡せないと伝えることと、風呂敷包みの練習は来週に持ち越し。
 スマイルグループから参加している2人意外は皆自主的に良く動いてくれる。特に男性の作成者は縫い目も綺麗で、デザインも上手で、周りに良く気がつき自分から色々やってくれ、また仕事をもっとしたいと意欲があり、私達も関心している。

2010年11月28日
スマイルグループの毎週日曜日に行っている活動に参加。子供たちの成長を観ることができ、貧しくてもたくましく生きる子供達から元気をもらう。また私のことを覚えていてくれる子供達との再会には心からの感動!
オーストラリア人でヨガインストラクターのLexが子供達にヨガを教えるのに、一緒に参加(:

11時から17時まで、通っている尼寺で旧正月にお供えする伝統的な砂糖菓子作り手伝い。

2010年11月29日
スマイルグループにヨガ指導(無料)
スマイルグループのスタッフとメンバー(フランス人女性1名、ベトナム人男性3名内HIV感染者1人)施設では毎週子供達にYOGAを教えている。フランス人の彼女は将来インストラクターを志している。同じ大変なフィールドで活動する仲間の心、体に負担になるものが少しでも楽になり、ベトナム現地の者が現地の者に伝え、社会に貢献してもらえればと願う。

2010年12月30日
 Cedricを風呂敷作成者の1人Thaoの家Go Vapにバイクタクシーで案内。Thao喪彼女の旦那も共にHIV感染者である。彼は貧困やHIVで犠牲になっている人達がいったいどういうところに住んでいるのか、真実を写真に撮りたいと申し出てくれた。Thaoは旦那、6歳の子供Phuocと3人で暮らしている。夫婦共にフエの近くの田舎から仕事を求めてサイゴンに10年前に出てきた。今は同じ敷地内で靴を作る会社に勤めている者同士隣り合わせで暮らしている。Phuocは午前中学校に行き、昼からは家で勉強をしている。子供ができて外に働きに行けないので、家で出来る風呂敷は良いと言ってくれた。

風呂敷プロジェクト活動場所変更

ベトナムでの風呂敷プロジェクト活動場所が変更しました。
また活動は毎週から月1回になりました。
詳細は以下のようになります。
場所:77/17 Huynh Tinh Cua,P8, Q3
日時:毎月最後の金曜日 午後1時~4時
連絡先:maiko 01644166905
takenakamaiko@gmail.com

活動には気軽に参加下さい(:皆さんとの出逢いも楽しみにしています

2010年9月12日日曜日



和歌山駅前商店街国際協力マーケット
9月20日が国際平和デーであり、それにちなんで、和歌山でも国際理解・協力を高めよう昨日商店街でNPOや団体で協力する仲間とマーケットがありました。
私は風呂敷プロジェクト関連で、風呂敷展&風呂敷販売をしてきました。
皆さんに一枚一枚世界に一点物の手作り作品を観ていただけ、ベトナムのエイズや貧困で犠牲になっていても頑張る仲間の現状や、支援のあり方などを伝えました。
最後には商店街でヨガ体験もしていただけました(:
今後とも「ゆる~い」国際協力をやっていくようなので、是非和歌山の商店街にも御注目あれ!商店街の中にある絵本図書館&雑貨カフェ”ぐるぐる”がかなりお勧めです!そこにいるこだまさんがとっても素敵な女性で、私も大好きです。昨日拝見したら、障害者の方々が作られたオシャレな陶器やさおり織鍋つかみなどがあり、善い感じでした!
19日には湯浅で国際平和デーにちなんで今年で二回目の”World Happy Festival in Yuasa 2010”が開催されます!世界各国の踊りや料理もありますので、是非この機会に世界の文化を味わってみてください。みんなでハッピーになりましょう!
和歌山ほんま善いとこいっぱいありますよ!(いつもの和歌山自慢でした。笑)

2010年7月25日日曜日

現地で活動している仲間とのメールの一こま

お疲れ様です。

お仕事も大変ながらそちらでの作業ありがとうございます。

ベトナム現地で皆さんが頑張っている姿を想い、私も一生懸命日本で頑張れます。
和歌山駅前ではYOGAレッスンだけではなく、私の風呂敷プロジェクト活動の場ももらえます。

Organic Yoga Cafe の場で世界の現状や、支援のあり方を学んでもらえればとも想います。

私は本来のお寺のような役割が出来る場を提供したいと願っています。

日本にいる心に体に病を抱えている人々に安心、幸せ、平穏をもたらせればと。。。

心からお祈りを込めて

合掌

麻衣子(:

2010年7月18日日曜日

APEXに載せていただいた記事です。

ふろしきプロジェクト~善きことはカタツムリの速度で動く~

ホーチミン郊外の、ある緑色の建物の2階を訪れると、ベトナム人数人が集まって、カラフルな布を手に真剣な表情で縫い合わせをしています。

出来上がるのは大きくて、可愛らしい「ふろしき」。
一枚の布で、様々な形のものを包み、持ち運べるふろしきは、古くから日本人に親しまれていました。何度でも使えるふろしきは、日本の伝統的な「エコバック」として新たに注目が集まっています。
そして今、ここホーチミンで、新たなふろしきが作られています。
その活動の名前は「ふろしきプロジェクト」。



現在、ホーチミン市にはHIV感染者や貧困層が年々増加しています。
同市は全国で最もHIV感染者が多く、4万人以上の人が感染していると言われています。感染者の多くは、家族や周囲から拒絶されたり、仕事を失ったりなど、厳しい状況に置かれています。
また、地方から職を求めて多くの家族が移り住むものの、戸籍の問題などもあり、条件のいい仕事に就くことができずにいます。
このように、成長を続けるの街の影には多くの問題も取り残されたままとなっています。

その問題の解決への一歩として、生まれたのが「ふろしきプロジェクト」。このプロジェクトは、ヨガインストラクターの竹中麻衣子さんがはじめたものです。
他者依存型の支援ではなく、本当に必要なのは、子どもたちや女性たちが本来持つ力を発揮して自立できる機会だと考え、生まれたのがこのプロジェクトです。
針と糸とはぎれさえあれば、誰でも作れるオリジナルのふろしき。

現在は、約10名のベトナム人が、働いています。活動拠点を日本に移した竹中さんのほか、5人ほどのホーチミン在住の日本人サポーターの方々も活動に参加しています。

市内の被服店や、賛同者から頂いた様々な柄・色のはぎれを使って作るので、同じものはなく、どれもオリジナルで、世界にひとつだけの作品。
デザインも製作者自身で考えられ、個性豊かです。
出来上がるふろしきの用途は、エコバッグ、ショール、テーブルクロス、巻きスカート、などなど。
そのほかコースターもあります。手作りのあたたかみがあるこれらの作品はちょっとした贈り物にも最適です。

ひとの手で、一針一針縫うため、機械のようなスピードはありません。しかし、
参加者は自立に向かって着実に進んでいます。



「善きことはかたつむりの速度で動く」、マハトマ・ガンジーのこの言葉を胸に、すべての作品を全員が大事に作っています。

~藤田さんから布の提供の呼びかけや、会の活動時期紹介などのメッセージ~
 2008年。ここホーチミンで出会った素朴でまっすぐな女性が麻衣子さんでした。自立支援をしたいという思いとエコ、というあたたかい気持ちがたくさんこもったプロジェクトに私も共感し、少しずつ仲間が集まりプロジェクトがスタートしました。サポーターは随時募集中です。少しでも興味があれば気軽にお越しください。利用されていないはぎれ、裁縫道具もありましたら、ご提供おねがいします。

ベトナムの広告雑誌”ビナブー”に載った記事です

風呂敷でベトナムの人々を支援
~端切れのように社会から見捨てられても端切れを蘇らせるように生き抜いて欲しい~

留学先の米国でベトナム人女性と知り合ったのが、ベトナムを選んだきっかけでした。当時19歳だった私は、あてもなく訪れたベトナムで、多くのストリートチルドレンを目の当たりにし、胸が張り裂けそうになりました。裸足で走り回り、路上で寝起きし、読み書きの出来ない子どもたち、そして、放置された注射針でHIV感染する子供さえもいました。毎日、衝撃の連続でした。その子供たちの自活の道を現地(ベトナム)で探っていた2008年、職業訓練で器用に縫い物をする女の子達を見て「これだ!」と想いました。そこで、HIVに感染したベトナム人女性やストリートチルドレンの自立支援のため、集めてきた端切れを使って、縫い合わせ風呂敷と新たに蘇らせ、その代金を生活費に充てるプロジェクトを始めました。

麻衣子風呂敷は、ベトナム現地の端切れをリサイクルしている環境に優しいフェアトレード作品です。日本人がデザインしたもの、製作者オリジナルデザインのもの、大きさ、色合いも様々です。この時代だからこそ心を込め、時間を掛けることの大切さを見直して欲しい!そんな想いからかたつむりをロゴに選びました。「善きことはカタツムリの速度で動く」マハトマ・ガンジー 商品としてより、世界に一つの「作品」として仕上げることを重視しています。端切れを生かす縫い合わせ方、おしゃれなデザイン・パンフレットなどを仲間と何度も話し合いを重ねて仕上げています。現代の日本人は、普段の生活の中で風呂敷を使う風習が薄れてしまっていますが、風呂敷にはサイズによって様々な用途があります。例えば、ヨガマットやワインを包んでみたり、ショール、ティッシュボックスカバー、テーブルクロス、またプレゼントとしてなどご利用頂くことが出来ます。現在、フランス、日本(和歌山、東京、大阪の喫茶店など)、ベトナム(ホーチミン:Shoko、Theu Theu、Overlandclub、ハノイ:maEna xanh)にて販売しております。売上げは、製作者に支払われます。

現在、ホーチミンでは約10名の方々が働けています。そして、数名の日本人ボランティアでこのプロジェクトを進めています。1人で出来ることは小さくても、皆が力を合わせれば大きな力となります。HIV感染者や貧困で苦しむ人たちと出会うこともご縁ですし、人と繋がっていくということは人生が豊かになることではないでしょうか?私たちの活動にご賛同下さる方、下記まで気軽にご連絡下さい。

ボランティア・インターン募集!
活動日時:毎週金曜日13時~16時(風呂敷の検品やお直しのチェック、提供して頂いた端切れの仕分けなどを行っています)
活動場所:3Fl., 451/1 Hai Ba Trung, Dist. 3, HCMC
連絡先:091-8805668(Aki)、Email:akileon27@hotmail.com

2010年6月25日金曜日

Please donate left over fabrics(: Thank you

Thank you for supporting our Furoshiki project with your warm heart from all over the world. We have tried to make new items, which are coaster, book cover,bed cover etc.. and start accepting order made. Since we try to use the fabrics and clothes which won't be used at stores or at homes to save our environment, we have corrected them from anywhere. This time I would like to ask your help to donate some of the fabrics you can donate for our project. We are appreciate you offering those items , especially which are clean as we will sell as Furoshiki or other products later.
If you can donate them, please contact with Aki san,(tel:0933366042) who are in charge of the project in Ho Chi Minh city. and if you can send to our office, please e-mail to me, so I will tell our office address(:
Thank you so much for your warm and true support(:
Your action will change the world(:

Kind regards

Maiko

2010年5月23日日曜日

「うつ病がん並み対策を」に対して想うこと

日本では田植えが始まり、蛍が飛び交う初夏を感じる季節になりました。
毎日時間は止まること無く、生き物は息(生き)をしていますね(:

先日、白浜三段壁付近で自殺を考えて来る人々に手を差し伸べている友人に連絡を取りました。
自殺志願者が増えているようです。
自殺を考える人、そうゆう人達を放っておけず手を差し伸べる人々の心を少しでも和らげるためには何が一番必要なのかと考えます。。。

そして、今朝の新聞朝刊で「うつ病 がん並み対策を」という記事にめが止まり、最初は「やっと国も動き出してくれた!」と想って、内容を読みだしたのですが、その内容にちょっとがっかりしました。

「対策の重点として、職場の精神保健対策、復興支援プログラムの普及とともに、子供のうつも増えているとし、学校での精神保健教育、教員の研修、児童精神科医の増員が必要だとした。」「「うつ病センター」の設置を提案した。」

と書かれていたのです。

私は日本精神神経学会宛てに手紙を書き、自分の想いを以下のように伝えました。

センターやカウンセリングの人たちを増やすことは、鬱病の人たちを減らすことはできません。それよりも、なぜ鬱になるのかという根本的な原因をしっかりと現場で理解し、その原因を改善できる対策をする必要があります。

命の電話の会にも行った時、「これからもこの会が存続し続け、一緒に命の電話をやっていく仲間がふえるよう、」とのコメントに、「え!?それと逆でなければいけないのでは?命の電話に電話する方々が減り、後には命の電話が無くなる社会にしていかないといけないのでは?」と、私は想いました。

ベトナムの貧困やHIVの連鎖を断ち切るためにはどうすることが善いのか?募金や、他国に依存させてしまうように促すサポートの仕方では無く、自立できるように、本来持っている力を発揮して生きていけるようにはどうするのがよいのかいつも考えています。
 
手紙に、権力や知識のある者だけの話し合いでは無く、本当に助けが必要な人々に耳を傾け、学校の教育現場や会社現場の現状を知り、何が人々の心を圧迫しているのか理解して欲しい。
日本で暮らす人々の心に平穏を与えるために、今の社会制度の改善が必要なのです。

カウンセリングをする人が増えても、その人々もまた心や体を犠牲にし、負の連鎖は断ち切れません。

社会の弱者に対する対応、会社での労働者に対する制度、学校での先生に対する圧力を改善しないと何も変わりません。今の社会、友達、近所、親子、夫婦の繋がりがとてもおかしくなっています。会話(会って話す)が無いのです。

以前東京に行ったとき、皆耳には栓をして、目線は携帯。溢れんばかりの人々がいるのに、そこには会話が無いのです!!道を尋ねたくても、聞けない(><)便利なはずが、テクノロジーの発展で目的地に付くまで3時間以上迷い、話掛けれないオーラでストレスを感じました。一路線しかなく30分に一本しか無い田舎のほうが、目的地に迷わずに付けます。

人に尋ねるのではなく、皆携帯で電車の時刻を調べています。
私のような携帯を持たない者には、とっても困ります。
話は携帯で済ませる社会。それが、今のうつ病が増加した大きな原因だと想います。

私は携帯電話の存在ももう一度見直して欲しいと綴りました。
もし現在のように、人々の手に携帯電話が無かったら、こんなに人と人との繋がりがきうすになっていないように想います。

もう一度立ち止まって、本当に大切なものは何なのかを見直していただきたい。
物質的に満たされること、機械的な発展を遂げること、数値で一番になること、便利さを追求することは本当に、心の内を満たすことが出来ることは出来ません。

もうみなさん気付いているはずです。

どうか、真実から目を背けないでください。
遅いことはありません。未来への希望を諦めず、小さなことからでも変えていきましょう。
「善き事はカタツムリの速度で動く」マハトマ・ガンジー です。

平穏なれ

合掌

Maiko(:

2010年5月6日木曜日

1300年経っても。。。

2010年G.Wの最終日であるこどもの日(5月5日)、日本は夏日のような一日でした!
私は縁があり、奈良に足を伸ばし、ならまちと法隆寺を訪れてきました。
日本家屋がまだ残る街には、世界各国からの宝物を観ることが出来る不思議なお店や、オシャレなカフェなどがあり、時代に沿って変わってゆく様子が伺えました。
歩いていると、曝け出していない隠れたところにある、日本の美を何度も楽しめました。
お米屋さんでは吉野すぎで作ったふくろうの飾り(魔よけ?)が可愛くて(:

法隆寺を拝見する前には「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺 正岡子規」の句について本当の意味を考えてみたりもしました。 「柿を食べる動作や鐘を鳴らす行為は、1300年前も今も人間が成す変わらない行い」ということなのだろうか。。。と

法隆寺の5重の塔や他の建物が1300年間、一日一日輝きを増し、仏像の変わらない姿勢・表情の美しさに

瓦の紋のデザイン、今の耐震補強とは違い、自然に逆らわないように耐震を考えた建築方法は全て人間の手で創り上げられたという、人間の知恵や努力の結晶の凄さ

そしてもしかしたら同じ魂の持ち主と今日1000年年以上前に、同じ柱を触っていたのかもしれないという縁に

心から感動を覚えました。

人間は時代が変わっても同じように感じるのですよね。

平和を願う気持ち。本物は必ず残る。ということ実感しました。
焦る気持ちや、迷いがあっても善いんですよね。人間だもの。。。


ベトナムは今年は雨季が遅れているようで、暑いみたいです。
日本も寒いと想っていたら、急に温度上昇!

皆さんどうかお体には十分気を付けて無理をなさらずに。。。

合掌


麻衣子(:

2010年4月28日水曜日

「紀南ぴーす・ふぇすた~つながるいのちのために~」

田辺でフェアトレード店を営んでいるみなちゃんから、お知らせが以下のように届きました!
何だか、とっても素敵な集いなので、多くの方にも知っていただけたらと想います!

田辺で5月末にイベントがあります。

平和や環境のことなどについて、考え、一人ひとりができることを行動にしていこう
という趣旨のイベントで、今年初めて、9条の会の関係の方、原発について考える会の方、
アーティストさんなどいろんな分野の人が集まって準備をすすめてきました。
詳細→http://awayajp.com/peace2010/index.html#
ぜひ見に来てもらえたら嬉しいです!

2010年4月13日火曜日

お醤油発祥の地、和歌山湯浅町で行灯まつり開催!

日本は桜の季節ももう終わりに差し掛かっています。
世界中の人々の心を魅了する桜、本当に美しいですよね。
今年は桜を沢山観ました。桜を観ていると、「桜のようになりたいな。」「日本国が桜のようになり、世界が平和になれば。。。」と想いました。

今年初めに、縁があり奈良の大仏さんの前で舞踏家の誠司さんとお友達になり、それ以来舞踏(BUTOH)の世界の素晴らしさ、YOGAの教えでの共通点や、自分達が生きるうえで大切にしている共通の想いを話しています。

4月14日から、私のふるさと和歌山、湯浅町で行灯まつりが開催されます!
行灯で伝統的な町並みが照らされます!とっても素敵で、心を癒されます(:
そのまつりに合わせて何と誠司君が横浜から踊りに来てくれます(:

詳細はこんな感じです!
湯浅のお祭りに是非いらしてください!!!
世界が平和でありますように。。。

合掌

今世界が注目する
舞踏パフォーマンス
~BUTOH by Seiji~

舞踏 Butoh とは、
今から50年前に土方巽、大野一雄によって生み出された、日本の前衛的な身体芸術です。
それまでの西洋のダンスが若さや美を追求してきたのに対して、舞踏は、内的な痛みや個人的体験、醜をも含む人間の存在そのものを追求することを特徴としています。
現在、世界には、たくさんの舞踏家がおり、その数だけ様々な舞踏の解釈があります。
舞踏は、スタイルではなく、命そのものの自由な表現です。
「私には私の舞踏があるように、あなたにはあなたの舞踏があります。まずは何も考えず、見て、触れて、体験していただければ幸いです。」田中誠司

日時4月16日(金)6pm~  
場所 JR湯浅駅前 カフェ・土産屋 「べに家」
問い合せ:竹中 takenakamaiko@gmail.com

田中 誠司  Seiji Tanaka  
舞踏家
1977年 奈良市生まれ。映画監督を志して上京。
2006年より舞踏家、大野慶人に師事。
2007年 映像作品「憧れsehnsucht」 大野一雄フェスティバル、横浜 BankART、
ニューヨーク ジャパンソサエティ、ブラジル、サンパウロにて上映。
同作品は、DVD「大野一雄 花/天空散華 いけばな作家中川幸夫の挑戦」に収録。
2008年 舞踏ソロ「シンダテンシ」ドイツ、シュトゥットガルト、ゾンマーライン教会にて。
2009年 舞踏デュオ「死の夢」東京 ワーサルシアターにて。
2010年 舞踏ソロ「Remember」東京芸術見本市参加公演。中野テルプシコールにて。
現在は、横浜を拠点にして、各地で舞踏を踊っている。

2010年3月25日木曜日

ベトナムでの活動の様子が動画で伺えます!!!

http://www.youtube.com/watch?v=WjynLlJzZIM

東京神保町かふぇ「きっさこ」でのイベントを終えて。。。

http://clubwptjapan.jimdo.com/動画-フォトギャラー/

日本は桜の美しい季節になりました(:
しかし、ここ数日雨が続き、20度の暖かさから一変して、冬のような寒さです(><)

東京の神田神保町にあるカフェ「きっさこ」のオーナー、石毛さんの協力で先日無事ワークショップを終えました。

(参加者)ベトナムで風呂敷プロジェクトを立ち上げるときに手伝ってくれていた友達、東京の街を善くするためにボランティアを頑張っている中学生、新聞部で活躍し、カンボジアの地雷の現状で胸を打たれた大学生、舞踏~BUTOH~家として感動や気付きを人々に伝えている友達、感動や夢を与えている写真家、表現アートセラピーで活躍している方、ケニアのスラム街の現状をどうにかしようと共に考えている友達

自己紹介から始まり、私がこの道を歩み始めたきっかけを伝え
そして、日本で生まれ育った皆の夢とベトナムストリートチルドレン達の夢のお話
私が活動を続けてきた上で、支援のあり方「募金から自立支援への変化」や、今の風呂敷プロジェクトの趣旨などを皆で理解し合いました。
最後に、風呂敷を手にとって見てもらったり、また結び方を学んでみたり。。。

湯浅から遠く離れた東京の土地で皆と語りあえたこと。
同じ場所で、一緒に世界の貧困やエイズ、ストリートチルドレン、自立支援活動など、また自分達の国、日本のこと、そして”自分”のことに目を向け考え、話合えたこと。
素晴らしい時間でした(:
いろんな人たちが集まる東京でまた出来れば善いな~。田府県でも出来ればいいな~。と素敵な想いにさせてくれました(:

きっさこのオーナーさんからの心温まる差し入れもあり、本当に美しい心の持ち主です(:
だからいつもお客さんが多いのでしょうね(:
今きっさこでも風呂敷置いてもらっています(:

参加してくださった方々、オーナーさん、ありがとうございました(:そして、また逢う日まで。。。

Maiko(:

春を迎える心温まるイベント~maiko Furoshikiで日本から世界に愛と平和を~




場所:きっさこ 千代田区神田神保町2-21
日時:3月21日(日曜日)   3時~5時
参加費:1700円


べトナムといえば、何を想い浮かべますか?ヘルシーなベトナム料理?可愛いベトナム雑貨?それとも美しいアオザイ姿のベトナム女性?
あなたはベトナムの真実を何処まで知っていますか?
ストリートチルドレンや売春婦達の世界、HIV/AIDSや薬物、貧困などの問題が後を絶ちません。
私はベトナムで10年近くにわたり真実と向き合ってきました。極貧下で生きる子供達、大人達から生きる本当の意味を教えてもらいました。
正しい支援とは何かについても真剣に取り組んできた結果、”風呂敷プロジェクト”を立ち上げ、現地の人々が自立していけるよう手伝っています。
是非この機会に、同じ地球で必死に生きようと頑張る仲間達のこと、自分の愛する人、自分のこと、そして未来の子供達のことを考えてみませんか?

日本の伝統であり、環境に優しい風呂敷の包み方も学べるよう、ワークショップ形式にしました。皆さん、一人でも、友達誘ってでも、気軽に参加下さい。参加者皆さんでわいわい仲良く楽しみましょう

2010年3月16日火曜日

Newsletter No.4 の続き




ふろしき プロジェクト !!
60年以上生き、定年後の楽しみを考え貯金するのが当たり前の日本社会からは想像も付かない現実がベトナムにはあります。日々生きることに必死で貧困と隣り合わせの仲間が、針と糸さえあれば今すぐ必要な生活費が稼げる自立支援方法!
現在約10名(2/3はHIV感染者)が働くことが出来、安定した生活を送れています。始めは慣れない手つきで何度もやり直しを繰り返していますが、デザインも本人達で大分考えられるようになってきています。手縫いとは思えないほどの一針一針の細かさ、オシャレに出来上がった作品の評価は上々です!ロゴのカタツムリのごとく、善きことはゆっくりとしかし、着実に前に進んでいると信じて仲間と共に頑張っています。商品としてより手作りであり、世界に一点物の“作品”として観て頂きたいです。用途はエコバッグ、ヨガマット包み、ショール、テーブルクロス、巻きスカート、エプロン、ティシュボックスカバー、またプレゼントとして差し上げるなど、多彩な利用方法があります。
自分の好みに合わせオーダーメイドをしてみませんか?
1.メールか電話でオーダーを受注(例:コタツカバー、コースター)。布は持ち込み、もしくはこちらのハギレ指定でもOK 2.価格交渉 3.全て手仕事で仕上る  4.仕上がり後お手元へ

ボランティア・インターン募集!!
私達の活動は貧困下で生まれ、育った仲間と共に、縫い方指導やハギレの分別、給料受け渡しなどを定期的に行っています。また自宅で空いている時間に、はぎれを合わせてデザインを考えて下さる方や一緒に話合いに加わって活動をして下さる熱い仲間も随時募っています!貧しくても頑張って生きる仲間からきっと多くのことを学びます。現地に赴き活動してくれるインターン生も短期から長期間で募集しています!
オフィスでの作業は;
日時: 毎週金曜日 1~4pm
場所:Thao Dan施設の3F 
451/1Hai Bà Trung,p8,Q3,HCM
問合せ:takenakamaiko@gmail.com

このような提供を受け付中!

*アイロン
*針、糸、刺繍糸、はさみ
*生活用品
*風呂敷販売スペース
*タグ・ニュースレター設置場所
*ニュースレターのコピー
日本からベトナム・ベトナムから日本、フランスなどへ風呂敷や提供品を運んで下さる方を随時探しています!

YOGA 

China - Sacred Emei Mountain YTTC(中国)
8/ 1-21, 2010 (RYT 200 and 500 時間) Chinese Herbal Medicine
10 Day Soul Journey to Tibet(チベット)
8/22-31, 2010 Advanced Yoga Training and Shamanic Healing Art Training
上記のヨガ合宿への問い合わせはマイコ:takenakamaiko@gmail.com まで。

Newsletter No.4

5ヶ月振りに2/24から1週間、ベトナムを訪れました。“チュック・ムン・ナム・モイ(明けましておめでとう)!”と旧正月が明けたばかりのホーチミンには活気が戻り人、バイク、車でごったがえしていました。現地に戻るたび、都市の急速な発展に驚きます。空港から乗り込んだタクシーではメーターが付いているにも関わらず「10ドル!」と、約倍の値段をふっかけてきました。悲しいことに人を騙し、罪を犯す状況が年々悪化しています。都市開発を続けるが故に、自然を破壊し、健康を害し、心も病み、その結果ベトナムでも生活に疲れ自ら命を絶つ者が増加してきています。
 衛生状況が良くない市場の裏で暮らしていたTrucがAIDSで他界したとの知らせを受け、HIVに感染し、体はぼろぼろでも頑張って更正していた彼にもう逢えないと想うと寂しくなりました。今は痛みや、貧困から解放されお空で笑っている彼を心から祈ります。「ありがとう。そしてさようなら」
悲しさに浸っている間は無く、現地の仲間と今までの日本とベトナムの活動を振り返り、今後の方向性について何度も話合いを重ねました。 日本:報告書配布、学校・団体での講演活動、テレビや新聞取材、風呂敷販売協力店探し、展示会開催など ベトナム:毎週金曜日の作業、布回収、報告書配布、日本やフランスへ風呂敷を送るよう準備など
 皆に、「ほとんどの風呂敷が日本に届き私がさまざまな場所へ売りに行くのを続けるのでは無く、出来れば少しずつでも現地で循環するようになってもらいたい。」と伝えました。その一歩として、ベトナム在住グループ、アオザイ会様から招待を受け、風呂敷の紹介だけでは無く、「同じ地域の貧しい仲間のサポートとしてオーダーメイドをして頂きたい。」と訴えかけました。また、ひとりテレビ局 CLV・TV 様も取材をしてくれました。風呂敷から始めましたが、“エコ・フェアトレード&皆さんに使ってもらえるもの”という概念を外さなければ、私たちは風呂敷に執着を置く必要は無いと考えています。今までオーダーメイドでコタツカバーやカフェオリジナルコースターを受注し、現在ブックカバーを作成中!共に喜び、学び、平等、平和をもたらすようにカタツムリの速度で歩んでいます。(:

縫うことを仕事として自立を目指している仲間

 HIVや貧しさが原因で厳しい生活を強いられていますが、約10名が一生懸命働いています(‘10年3月現在)  作業がしやすいように、2グループに分け、責任を持ってもらうようそれぞれにリーダーを決めています。各グループが各週で作業にやってきます。 
遅刻や欠席が目立つため、いつか就職出来るよう、これからけじめとして罰金制を設けることにしました。

~ ストリートチルドレンから自立したTi君No.3 ~
ベトナムへ赴くことが決まってからいつものようにTiに逢いに行くことを計画していました。「そうだ彼が自分で毎朝3時から手作りしている伝統菓子を日本の講演で皆さんに食べてもらおう!」そしてどんなに困難な境遇で生まれ育っても一生懸命生きるベトナムの子供から日本で生活することで忘れていることを想い出してもらおうと想っていました。帰国する日、彼がサプライズでPhuongさんの家に来て、元気な顔を見せてくれました!真っ黒に日焼けし、頬が扱けている姿は彼の勤労ぶりを物語っていました。Phuongさんに「今回はTiのお菓子は食べられないよ。」と言われ、最初とっても残念な想いがしましたが、よく考えてみると、売り切れるまで商売は上々で、自立している彼を本当に誇りに想いました。早朝から夜遅くまで仕事をし、ご飯を作る気力もなくカップ麺を食べてバタンキューの毎日。テト中は他のバイトをこなしていたそうです。仕事は順調でも、寂しさや孤独さが消えないのが私とPhuongさんは気になっています。元ストリートチルドレンで読み書きが出来なくても、親にまで仕送りをし、荷物を持ってくれたり、バイクに乗せてくれたりする人を思いやる優しい心は失っていません。あなたは相手を思いやる心見失っていませんか?Tiの手作りヘルシーベトナム伝統菓子(タピオカ・ココナッツ・緑豆入り焼き菓子:2千ドン/個)の注文はPhuong さん:0903999111日本語・英語OK! <現地のみ!>

2010年3月7日日曜日

【今動きだすきっかけライブ2010 in WAKAYAMA】

昨日、ベトナムの隣国カンボジアに1年住んだこともあり、支援活動を続けているアーティストさん、森 源太さんのチャリティーライブ後のトークライブにゲストで迎えて頂きました。

国際協力へのきっかけづくりになってほしいという願いを込めて、主催者であるAMAYAKA(W)は 和歌山でできる国際協力がしたい!和歌山を盛り上げたい!
と言う熱い想いを持ったメンバーが集まったボランティアのユースチームで、
同じ世代の仲間が世界の貧困や、自分達の現実や未来に向かい合って、時間を、想いを共有できたことはとても嬉しかったです。
日本で虐待やネグレクトで子供を餓死させるなど、信じ難い真実に胸を痛める中、何か未来への希望を感じさせてくれました。
小さくても皆で力を合わせれば、諦めなければ何かは変わるはず。そう信じて。。。


◆出演者  森 源太
http://www.morigenta.net
http://090.jp/morigenta/

◆後援
特定非営利活動法人
シャプラニール=市民による海外協力の会

2010年2月21日日曜日

大阪の展示会に出展(:






暖かな気候に、蕾がふくらみ、梅の花が咲き、2010年の春ももうそこまで来ていますね!

先日の16日付け毎日新聞の朝刊「ひと」で紹介していただいたおかげで、全国から協力のお声を頂きました。”風呂敷購入” ”はぎれ協力”など本当に皆さんありがとうございます(:

その中で、大阪で同じく支援活動に励んでいる方から、タイミングが合い今日から始まる展示会に私のベトナム撮ってきた写真も招待してくれました。それで、数枚ですが以下の場所で展示会があります。アジアの子供達の写真が観れます!

皆様時間が合えば是非足を運んで、世界の子供達の真実に目を向けてみてください(:

また風呂敷を注文してくださった方は、何と素敵に娘さんたちが作った手作り雛人形達の毛氈として手作りフェアトレードmaiko風呂敷を使ってくれたようです!(写真参照)
国は違ってもお互い想えば通じるものがあります(:雛人形も、風呂敷も繋がれて心から喜んでいるのが伝わってきますね(:

どうか世の中から戦争が消え、人々の心が平穏でありますように。。。

合掌(:

Maiko

2010年2月16日火曜日

毎日新聞に掲載していただきました。2010年2月16日

ひと:竹中麻衣子さん ふろしきでベトナムの子らを支援

 「端切れのように捨てられる子どもたちに、端切れを使って生き抜いてほしい」

 19歳の時、あてもなく一人訪れたベトナムで、多くのストリートチルドレンを目にし、胸が張り裂けそうになった。その自活の道を現地で探っていた08年、職業訓練で器用に縫い物をする女の子を見て「これだ」と思った。

 集めてきた端切れを使って世界に一つしかないふろしきを子どもたちに縫わせ、その代金を生活費に充てるプロジェクトを進める。販路開拓に歩き回り、地元・和歌山だけでなく東京、大阪の喫茶店などにも広がってきた。

 留学先の米国でベトナム人女性と知り合ったのが、一人旅のきっかけ。「路上で寝起きし、読み書きのできない子ばかり。裸足で走り回り、放置された注射針でHIV感染する子も。衝撃の連続でした」

 これまで約10回訪問。組織には属さず、子どもたちと一緒に食事し、昼寝し、サッカーに興じる。銃を突き付けられたりデング熱にかかるなど、死の恐怖も味わったが、その経験から「あなたたちの気持ちが分かるよ」と言えるようになったと感じる。

 懸命に生きる子どもたちに接し、「死にたい」と漏らす日本の小中学生に危機感を覚える。「布団で寝られる幸せをくれた両親への感謝」の気持ちも募る。思いは祖国、古里と、ベトナムを行き来する。今月下旬からは再び現地へ。手土産はいつも古里・湯浅町名産のしょうゆだ。【嶋谷泰典】

 【略歴】竹中麻衣子(たけなか・まいこ)さん 和歌山県湯浅町生まれ。地元でヨガのインストラクターをしながら活動。27歳。

毎日新聞 2010年2月16日 0時09分(最終更新 2月16日 2時31分)

2010年2月12日金曜日

日本の若い世代にも明るい希望があります

Chuc Mung Nam Moi!(あけましておめでとう!:ベトナム語で)

旧正月を祝う習慣のベトナムは14日が今年の正月(テト)ですね。
今ベトナムはお正月ムードいっぱいだそうです。
しかし、そのお正月を皆心から嬉しく、楽しい想いで過ごしているのでしょうか?
家族が居ない、家が無い、エイズで苦しんでいる、お金が無いなどの環境下で暮らす人々は、家族で楽しい思いをしている、捨てるほどの食事をしている光景をどのような気持ちで観ているのだろうか?
以前、テト後に訪れたとき逢う子供達に「テト楽しかった?」と聞くと「お祝いはしなかった。」「楽しくなかった。」と返ってきた。

誕生日を祝ってもらったことがない。テトのお祝いをしらない。そんな子供達を観る反面、日本では平和ぼけしてしまって、子供達はすぐに諦めたり、反発したり、夢や目標が無い、出来ていることは当たり前と思い感謝する気持ちを失っています。

ハイチで地震が起こってから、自分の中で放って置けなくうずうずしていたある日、東京に住む中学生一年生の男の子でボランティア活動で日々頑張っている富樫君と知り合いになりました。その男の子が私の活動にも興味を持ってくれ、以下の素敵な動画に私の活動写真などを載せてくれました。
http://d.hatena.ne.jp/rikkyo135/20100205/1265388409

彼の活動振りには本当に頭が下がりっぱなしです。
大人が動かないのに、彼は毎日のように現場に出て平和活動をしています。

日本の子供達に講演をした後、彼らの感想文を読めば素晴らしいことを書いています。
純粋な優しい心を持っている子供達ばかりです。そんな子供達の希望や夢を出来るだけかなえることが出来る社会を創るのが大人の責任です。
私は、今の学生達が抱えている心の悩みや、苦しみ、怒り、不安はよく解かります。私も彼らと同じように生き難い社会で育ってきたから。「今の若い者は。」と言われてきたけれど、その社会を創ったのは大人達。若い者の意見は受け入れられず。

私は同じような想いを彼らにはして欲しくない。生きる以上は大人になることに希望を持って欲しい。富樫君や、次世代の子供達が生き易い未来を築いていく責任があると感じています。
私達の先祖が命をかけて日本の未来を守ってくれたように。

日本、ベトナム、世界の国々の一人一人の心が幸せ、平穏で満たされますように。。。

合掌

Maiko(:

2010年1月26日火曜日

maiko風呂敷の新たな販売協力店

2010年、明けましておめでとうございます!

皆さんの今年の抱負は何でしょうか?
今年は寅年ですね。私は、今年も虎のように、前に向かって突っ走って行きますよ!

年が明け、ハンドメイド&フェアトレード風呂敷が40枚以上届きました!

BIANCOROSSOでの展示会や海友会での講演会で、たくさんの方々に”風呂敷プロジェクト”を知って頂き、何名かの方は購入して下さいました。

届くたびに、どれ一つとして同じものが無い全て一点物の風呂敷たちは、本当に素敵で感動しています!

そして、ありがたいことに縁があり東京にも行ってまいりました!
活動をより多くの方に知っていただくため、正しい支援のあり方を考えていただくためさまざまなお店に足を運びました。

東京は人口がとにかく多く、また国際人も多いので評価してくださる方はたくさんいます。
世界的な視野で行動をする上で、東京は確かに多くの可能性を秘めていると想います。
しかし、自然大好きな私にはちょっと住むのは。。。(><)和歌山に帰ってきて、見渡す限りの大自然と、空間、星空、静けさ、温泉、新鮮な食べ物、親切な人々に「やっぱり和歌山は善いな~。っと」ついこぼれました。笑(:

今年に入って風呂敷販売に協力してくれているお店が増えました
どのお店もとても素敵なお店で、美味しい食べ物や飲み物だけでなく、経営者さんの心の美しいこと!だから、こんな私でも愛の手を差し伸べてくれるのですね。ありがたいです!本当素敵な方々ですので、是非訪れてみてください(:3店舗の詳細は以下に。。。

今年もどうぞよろしくお願いします(:
麻衣子

BIANCOROSSO 
OPEN 10:00~19:00  定休日 日曜日
〒640-8145 和歌山県和歌山市岡山丁83
TEL: 073-421-8885   info@biancorosso.co.jp
(http://biancorosso.ikora.tv/ 風呂敷展の様子もあります)

田舎ごはんとカフェ 朴(BOCU)
〒646-1402 和歌山県田辺市中辺路町近露203
TEL : 0739-65-0694
OPEN : 11:00~18:00  定休日 水・木曜日
代表 中峯 幸美

きっさこ
【住所】千代田区神田神保町2-24
【連絡先】03-3239-6969
【営業時間】月~金 7:00~21:00
        土    12:00~21:00
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